第２６回介護支援専門員実務受講試験（問題解説）問題6：介護保険に被保険者にならない（適用除外施設）
第２６回ケアマネ試験問題解説
おはようございます。
今日は，問題６になります。
問題 6 65歳以上の者であって、 介護保険の被保険者とならないものはどれか。 2つ選べ。
1 .老人福祉法に規定する養護老人ホームの入所者
2. 児童福祉法に規定する医療型障害児入所施設の入所者
3 .生活保護法に規定する更生施設の入所者
4 .生活保護法に規定する救護施設の入所者
5. 児童福祉法に規定する母子生活支援施設の入所者
解答：2.4
解説
介護保険は、社会保険の１つで要件を満たせば強制加入の仕組みになっています。
【被保険者要件】原則
・第１号被保険者：市町村の区域内に住所を有する６５歳以上の者
・第２号穂保険者：市町村の区域内に住所を有する４０歳から６５歳未満で医療保険加入者
上記の要件を満たしても被保険者にならない人は、【適用除外施設】に入所している方です。
この施設に入所している方は、それぞれの根拠法があってそれによって
介護保険相当のサービスを既に提供されているので、
介護保険を使う必要がないため強制保険の例外として被保険者にならないとしています。
介護保険法で規定されている施設は、１１施設あります。
その中で、選択肢を２つ選ぶわけですが・・・
どれも根拠法があって、施設名が書かれていますので、迷うところではありますが、
2.医療型障害児入所施設（児童福祉法）
4.救護施設（生活保護法）
上記は、適用除外施設に該当します。
1.誤り
住所地特例対象施設になりますが、介護保険の被保険者です。
3.5は、適用除外施設には、該当しません。
よって、答えは、２．４になります。
動画解説
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