第26回介護支援専門員実務受講試験 問題8:現物給付化されている保険給付として
第26回ケアマネ試験問題解説おはようございます。
朝・晩寒くなりましたね。
衣類の入れ替えなど、慌てております。
今日の問題は・・・
【問題 8 】介護保険法において現物給付化されている保険給付として正しいものはどれか。 2つ選べ。
1.居宅介護サービス計画費の支給
2.特定入所者介護サービス費の支給
3.居宅介護福祉用具購入費の支給
4.高額介護サービス費の支給
5.高額医療合算介護サービス費の支給
解答:1.2
解説
その前に、介護保険サービスは28サービスありますが、26サービス現物給付(法定代理受領方式)となっています。
2つの例外は、特定福祉用具販売と住宅改修の2つだけが、償還払いです。
それを踏まえて、問題をみていきたいと思います。
1.正しい
要介護者のケアプランを立てたときの費用の名前になります。
サービス名称と費用の名前が混乱される方が多いですね。
2.正しい
特定入所者介護サービス費は、低所得者対策の1つです。
入所のサービスが対象で、食費・居住費(滞在費)を負担軽減してくれます。
市町村に届出て、「介護保険負担限度額認定書」を対象施設に提出すると補足給付されます。
3.誤り
特定福祉用具販売を利用した時の費用の名前になりますが、償還払いですので誤りになります。
4.誤り
高額介護サービス費は、居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスを利用した時の利用者の自己負担分を月単位、世帯単位で超えたものが返ってくる。
償還払いになります。
対象外サービス:特定福祉用具販売と住宅改修です。
因みに、所得段階は国が定めております。(全国一律)
5.誤り
高額医療合算介護サービス費は、1年間の合計金額が超えた費用が返ってくる。
償還払いです。
よって、解答:1.2になります。
過去問で答えを覚えていた人は、多いかと思いますが、どんなものが対象になるのかまで押さえておくと良いですね。
解説動画
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過去問解説動画再生リスト
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