第26回介護支援専門員実務受講試験(問題解説)問題45:介護医療院について
第26回ケアマネ試験問題解説おはようございます。
勤労感謝の日ですね。
日頃の勤労に感謝してゆっくり過ごしましょうですが・・介護・医療の現場で仕事していると休めないですね( ノД`)シクシク…
今日で、保健医療サービス分野が終了になります。
【問題 45】 介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。
1.住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして創設された。
2. 開設者は、医療法人でなければならない。
3.療養床には、 I 型療養床とⅡ型療養床がある。
4. 併設型小規模介護医療院の入所定員は、 25人以下である。
5.療養室入所者1人当たりの床面積は5.0m²以上とされている。
解答:1.3
解説
1.適切
介護医療院は、 2017(平成29)年6月に「地域包括ケアシステムの強化のための全護保険法等の一部を改正する法律」(平成29年第52号)が公布され、介護保険法が改正されたことに伴い、すでに廃止が決まっていた介護療養型医療施設の移行先の一つとして新たに創設されました。
つまり、介護医療院は日常的な医学管理を必要とする要介護者の受け入れと、看取りやターミナルケアの実施といった介護療養型医療施設が担ってきた機能の一部を引き継ぐとともに、生活施設としての住まいの機能を兼ね備えたものとなっています。
2.不適切
開設者は、医療法人だけに限られません。
【開設者】
・地方公共団体
・医療法人
・社会福祉法人
・その他厚生労働大臣が定めるもの
(国m日本赤十字社、健康保険組合、共済組合など)
3.適切
【療養床には、2つ】
Ⅰ型療養床:主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者。身体合併症を有する認知症高齢者等を入所させるための療養床
Ⅱ型療養床:療養床のうち、Ⅰ型療養床以外の者
4.不適切
併設型小規模介護医療院の入所定員は、19人以下のもので、病院または診療所に1か所の設置とされています。
5.不適切
介護医療院では、療養室の床面積は弁護老人保健施相当以上(8.0m²以上)の基準となっていることや、プライバシーに配慮した環境とすることなどが運営基準 のなかで記されています。
解説は以上になります。
参考資料として
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解説動画
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