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第26回介護支援専門員実務受講試験(問題解説)問題48:相談援助者の基本姿勢について

第26回ケアマネ試験問題解説 第26回介護支援専門員実務受講試験(問題解説)問題48:相談援助者の基本姿勢について

こんばんは

 

今日は、遅くなりました( ノД`)シクシク…

 

【問題 48】 ソーシャルワークにおける相談援助者の基本姿勢として、 より適切なものはどれか。 3つ選べ。

 

1.統制された情緒的関与とは、個々の人間の状況は独自なものであり、 一つとして同じ問題はないと捉え、 支援することである。

2. サービスについて様々な情報提供を行い、 利用するサービスや事業者をクライエントが決定できるようにする。

3. 非審判的態度で関わる必要がある。

4.クライエントを画一的に分類して、 援助計画を立てることが必要である。

5. 意図的な感情表出とは、 クライエントが感情を自由に表現できるように意識してクライエントに接することである。

 

解答:2.3.5

 

【バイステックの7原則】

バイステックの7原則

 

解説

1.不適切

設問は、統制された情緒的関与について問われていますが、個別化のことを言っていますので不適切になります。

統制された情緒的関与・・

援助者自身がクライエント自身の感情に呑み込まれないようにする考え方です。

クライエントを正確にかつ問題無くケース解決に導くため「援助者自身がクライエントの心を理解し、自らの感情を統制して接していく事」を要求する考え方です。

 

2.適切

自己決定のことですね、

 

3.適切

 

4.不適切

個別化の原則になります。

クライエントの抱える困難な問題は、どれだけ似たようなものがあっても、人それぞれの問題であり、「同じ問題は存在しない」とする考え方です。

この原則において、クライエントの人格や環境の決めつけや同様の問題をまとめて分類してしまい、同様の解決手法を執ろうとする事は厳禁となります。

 

5.適切

 

アメリカの社会福祉学者のバイスティックさんが定義した相談援助技術の基本です。

この原則をしっかりと理解し、身につけ、仕事に真摯に取り組んでいく事が重要だと思います。

 

また、日常生活の中で、悩んだり、迷ったり、焦ったり、怒ったり、感極まったり、いろいろな感情に心が揺さぶられる事ってありますよね。

 

援助者側も同様に、さまざまな方との交流の中で、いろいろな感情が心の中に錯綜して、収拾が付かなくなることがあります。

そんな時は、一旦立ち止まって、振り返りながら、自分の仕事の足跡を検証してみるようにしています(内省:自分の考えや行動などを深くかえりみる事)。

 

これは悪い状況に陥った時だけでなく、結果が良い時も行うようにしています。

 

この原則に沿って検証をする事によって、反省や、気付きが得られ、自分自身を戒めたり、逆に励ましてサポートしたりする事の必要性を認識することができます。

 

引用(参考になります)

http://www.ee-life.net/cmjob/biestek.html

 

解説は以上です。

 

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解説動画

 ⇩

https://youtu.be/9f_r8itC3YU

 

過去問解説動画再生リスト    

    ⇩

https://www.youtube.com/playlist?list=PLRqfhlklXN9N7ZQpgkxO7OAwFYvUz8fA2

上記のリンクを「クリック」するか、下記の画像を「クリック」してください。

過去問問題解説再生リスト

 

色々とリンクをまとめてます】

https://lit.link/tukushi1017

 

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