介護支援専門員（ケアマネ）ケアマネになるための道のりと実際の仕事のイメージ

おはようございます。

介護支援専門員とは、

要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに、サービス（訪問介護、デイサービスなど）を受けられるようにケアプラン（介護サービス等の提供についての計画）の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う者とされています。

 

また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた者とされています。

 

①業務内容

 居宅における業務と施設などにおける業務に大きく分けられます。

 

（１）居宅における業務 要介護者や要支援者の人の相談を受け、ケアプランを作成するとともに、居宅サービス事業者等との連絡調整や、入所を必要とする場合の介護保険施設への紹介などを行います。

 

主に居宅介護支援事業所（ケアマネ事業所）、介護予防支援事業所（地域包括支援センター）で働いています。

 

（２）施設などにおける業務  

施設等のサービスを利用している利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援するため、解決すべき課題の把握等を行った上で、施設サービス計画等を作成します。

＊施設等では、施設サービス計画等に基づき、サービスを実施します。

 

 主に介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、

特定施設入居者生活介護（有料老人ホーム等）、認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護、複合型サービスで働いています。 

 

【介護支援専門員になるには  】

介護支援専門員は、国家資格ではなく都道府県知事が登録・任用する公的資格です。

 

ケアマネージャー試験や介護支援専門員証の交付、更新研修などは、厚生労働省令に基づき「都道府県」ごとに実施されます。

 

試験を受けるためには、資格要件を満たす必要があります。

 

保健医療福祉分野での実務経験（医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士等）が５年以上である者、実務経験日数が９００日以上あることが要件になっています。

 

介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修の課程を修了し、介護支援専門員証の交付を受けた場合に、介護支援専門員となることができます。

 

図にまとめてみました。

 

ケアマネになるためには、まずは、１０月の実務研修受講試験に「合格」を目指す必要があります。

 

最近の傾向は、介護支援分野は、７割の点数がないと厳しくなってきています。

 

介護保険制度の中で仕事を行うので、基礎知識をしっかりと身につける必要が高くなりました。

 

ケアマネさんの質の向上を求めている感じですね。

 

受検される方の６割は、介護福祉士さんが占めています。

 

次いで、看護師、准看護師が多いですね。

 

管理栄養士や歯科衛生士、リハビリ職の方も受験されています。

 

あんまマッサージ師、柔道整復師さんもここ最近増えてきています。

 

色んな職種の方が、受験されています。

 

実務研修に行くとそれぞれの業種の方が各グループにいますので、いろんな視点から考えることが出来ます。

 

なぜ、管理栄養士、歯科衛生士、薬剤師、リハビリ職の方が受験されるのか？

お住まいの地域ケア会議に参加することがあり、介護保険のことを知らないと発言ができないと聞いたことがあります。

 

介護保険制度を知っておく必要があるわけですね。

 

ケアマネになるという漠然とした目標が、少しでもイメージが掴めたらと図解にしてみました。

 

居宅で仕事したいな？

施設が良いかな？

ワクワクしながら受験勉強も楽しむと、目標に少しでも地数くことが出来ます。

 

人間は、イメージできないものは、目標達成することが出来ないと言われています。

 

今の現実と目標にギャッとがあっても大丈夫です。

 

毎日ワクワクした気持ちでいると自然と目標に向かって進んでいますよ。