ケアマネ試験対策一問一答(保健医療サービス分野)在宅医療管理「人工透析」について
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ケアマネ試験対策一問一答「保健医療サービス分野」
在宅医療管理「人工透析」について
次の記述は、正しいか誤りか答えよ。
【問題】在宅自己腹膜灌流(CAPD)をしている場合には、週1回以上は医療機関を訪問する必要がある。
答え:誤り
解説
人工透析
何らかの病状によって腎臓の機能が障害されたときに腎臓の代わりに、老廃物の除去、水分調節、電解質の調整を行うのが人工透析です。
人工透析には、血液透析と腹膜透析があります。
①血液透析とは
*透析施設に通院して週2回~3回、1回当たり4~5時間行います。
*シャント(動脈と静脈を次つなぎ合わせた部位)の圧迫を避ける
*シャント側で、血圧を測らないなど生活上の注意が必要
*生活の上では、水分や塩分、カリウムなどの摂りすぎに注意が必要で食事制限があります。
②腹膜透析
*腹膜を利用して老廃物の排泄を行う方法です。
*基本的に、家で利用者や介護者が透析に関する処置を行うため、通院は、月1~2回程度です。
*利用者の日課や週間スケジュールに合わせて人工透析を行うことができます。
*心臓への負担が少ないことや食事制限が血液透析に比べて緩いというメリット
*挿入した管から細菌が感染して重篤な症状になるなどのデメリットもあります
追記
通常CAPDにおいては、1日4回のバッグ交換を行ないます。
カテーテルは体内に直接繋がっていますので、バッグ交換時に不潔操作を行なうと腹膜炎を起こします。
※CAPDとは、8時間ごとに24時間連続してバッグ交換を行ないます。
※APDとは、夜間眠っている間に、専用の装置が自動的にバッグの交換を行ないます。
それぞれの特徴、通院回数、食事制限、留意事項等が出題されます。
過去問をみながら、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
※図表にして書き出すと分かりやすいですよ。
在宅自己腹膜灌流(CAPD)自宅で行うことができ、通院回数も月1~2回程度になっています。
よって、この設問は、「誤り」になります。
解説は以上です。
今日の暗記カードまとめ
表:
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腹膜透析の通院頻度
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裏:
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月1〜2回
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表:
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血液透析の通院頻度
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裏:
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週2~3回
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