ケアマネ試験対策一問一答(保健医療サービス分野)老年期うつ病について②
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ケアマネ試験対策一問一答「保健医療サービス分野」
老年期うつ病について
次の記述は正しいか誤りか答えよ。
【問題】老年期のうつ病では、若年期のうつ病と比較し、頭痛や肩こりなどの身体症状を訴えることは少ない。
答え:誤り
解説
うつ病症状
*これという理由なしに、深い、心の底からにじみ出るような憂うつ感、悲壮感が起こり、全身倦怠感、違和感を伴い、自発性を失う疾患です。
特徴的な症状
*何事につけ悲観的となり、思考も行動も抑制され、自信を失い無口になり、人を避けるようになります。
老年期うつ病
*特に新規的な訴えが多くなり、めまい、しびれ、排尿障害、便秘などの自律神経症状が目立ちます。
*気分の落ち込みよりも、不安、緊張、焦燥が目立ちます。
発症要因
*女性ホルモン、脳内神経伝達物質の異常、脳の血流障害、身体疾患、喪失体験、孤独、病前の性格などが挙げられ遺伝の関与は少ないとされています。
*具体的には、頭痛、肩こり、目まい、吐き気などの症状があります。
*また、老年期うつ病になると自殺企図が強くなるのも特徴のです。
*抗うつ薬は、自律神経に作用しますので、副作用も自律神経に影響し、自律神経症状を引き起こします。
自律神経症状多岐にわたり
眠気、口渇、便秘、起立性低血圧、頭痛、過呼吸、不眠、睡眠時無呼吸といった症状が出ることがあります。
※ポイント
*抗うつ薬や抗精神病薬は自律神経に作用するので、身体の自律神経症状が副作用で出やすいという
よって、この設問は、逆のことを言っていますので、「誤り」になります。
解説は以上です。
今日の暗記カードまとめ
表:
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老年期うつ病:症状
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裏:
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心気的な訴えが多く
自律神経症状が目立つ
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表:
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老年期うつ病
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裏:
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自殺企図に至る確率が高い
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表:
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抗うつ薬 副作用
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裏:
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自律神経症状
(眠気、口渇、便秘など)
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