過去問解説「訪問介護」について
過去問アレンジ問題こんにちは
今日は、過去問からの出題です。
福祉サービス分野「訪問介護」について
【問題】介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.自動血圧測定器により血圧を測定することは、医行為に当たらないため、訪問介護員が行うことができる。
2.利用者が大切にしている花木の水やりは、短時間であれば、生活援助として算定される。
3.ゴミの分別が分からない利用者と一緒に分別し、ゴミ出しのルールを理解してもらうよう援助することは、生活援助として算定される。
4.ボタン付け等の被服の補修は、生活援助として算定される。
5.配剤された薬をテーブルの上に出し、本人が薬を飲むのを手伝うことは、身体介護として算定される。
解答
正解:1, 4, 5
解説
この問題は、訪問介護における生活援助と身体介護の違いを理解することを求められます。
1.正しい
・自動血圧測定器を使用した血圧測定は医行為ではないため、訪問介護員が行うことができます。
2.誤り
・短時間であっても、利用者が大切にしている花木の水やりは「日常的に行われる家事の範囲を超える行為」とされ、生活援助には含まれません。
3.誤り
ゴミの分別を利用者と一緒に行い、ゴミ出しのルールを理解してもらう援助は、生活援助ではなく身体介護として算定されます。これは、自立支援や重度化防止のための援助として扱われるためです。
4.正しい
・ボタン付けなどの被服の補修は、生活援助として算定されます。
5.正しい
・薬の飲用援助:配剤された薬をテーブルの上に出し、本人が薬を飲むのを手伝う行為は、身体介護として算定されます。
解き方アドバイス
訪問介護における生活援助と身体介護の違い、また、生活援助NG行為など、しっかりと区別しましょう!
毎年1問出題される問題ですので、1点をとれるように、出題傾向を把握しましょう!
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