2024年ケアマネ試験過去問解説「介護支援分野」保険給付について②基本と応用の2本立て
ケアマネ試験勉強法こんにちは
9月に入り後41にになりましたが、受験生の皆さんは、今まで勉強してきた知識を整理する総仕上げの段階に入っていますか?
今日の問題は、「介護支援分野」です。
保険給付について
【問題】 介護保険法において現物給付化されている保険給付として正しいものはどれか。2つ選べ。
1.居宅介護サービス計画費の支給
2.特定入所者介護サービス費の支給
3.居宅介護福祉用具購入費の支給
4.高額介護サービス費の支給
5.高額医療合算介護サービス費の支給
この問題は、介護保険サービス名と給付方法が分かれば瞬時に解けます!
*介護保険事業は、保険給付事業と地域支援事業に分かれていますが、それぞれのサービス名を暗記することで試験には有利ですが、覚えていない方は苦戦します( ノД`)シクシク…
*2つの事業をそれぞれ1時間で丸暗記できる講座も行っていますので、覚えていまい方でも今からでも大丈夫です。公式LINEから「サービス名丸暗記」とコメントください。詳細をお伝えします。
それでは、解説していきます。
解説
1.正しい
居宅介護サービス計画費というのは、要介護1~5の方のケアプランを作成した時のサービス費の名前です。原則、利用者の自己負担はなく10割保険給付されます。
2.正しい
特定入所者介護サービス費は、低所得者対策の1つで、入所と付くサービス(介護保険施設③、居宅の短期入所②(生活・療養)介護、地域密着型介護老人福祉施設)の食費、居住費(滞在費)を負担軽減します。現物給付になるためには、市町村に申請を行い、「負担限度額認定書」を対象施設に提出することで、現物給付されます。
3.誤り
居宅介護福祉用具購入費は、償還払いになります。償還払いは、一旦全額支払って、市町村に申請を行い定率の自己負担分を差し引いた金額が支給されます。
4.誤り
高額介護サービス費は、償還払いです。原則、世帯単位で月の定率の利用者負担が超えた場合に、申請すると返ってきます。所得段階により負担上限額がが決まっています。
5.誤り
高額医療合算介護サービス費は、償還払いです。これは、1年間で世帯単位になります。
この問題の解答は、1と2
*サービス名とサービス費の名前が分からないと難しいかも知れません( ノД`)シクシク…
*給付方法は、現物給付と償還払いがあります。
*介護保険サービスは、ほとんどが現物給付ですが、2つだけ償還払い(福祉用具販売、住宅改修)があります。
*あとは、高額介護サービス費、特定入所者介護サービス費、高額医療合算介護サービス費がそれぞれどのような負担を軽減してくれるのか?を押さえておくと良いですね。
応用編
【問題】介護給付の種類として正しいものはどれか。2つ選べ。
1.特例居宅介護福祉用具購入費の支給
2.特例居宅介護住宅改修費の支給
3.特例域密着型介護サービス費の支給
4.特例特定施設入居者生活介護サービス費の支給
5.特例居宅介護サービス計画費の支給
答え分かりますか?
*「特例」と全部つくと受験生の皆さん混乱してしまいますね。そこで、原則の問題をしっかりと押えておくことが重要です。
*この問題は、瞬時に解けるのですが・・答えが分かれば、公式LINEから解答番号をコメントください。
今日の暗記カードのまとめ
表:
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居宅介護サービス計画費
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裏:現物給付
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表:
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特定入所者介護サービス費
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裏:現物給付
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表:
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居宅介護福祉用具購入費
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裏:償還払い
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表:
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高額介護サービス費
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裏:償還払い(月単位)
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表:
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高額医療合算介護サービス費
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裏:償還払い(年単位)
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