ケアマネ過去問を2倍に活用!理解を深める解き方のコツ
ケアマネ試験勉強法こんにちは、
ケアマネ受験対策講師のつくしです。
前回は「記憶を定着させる3つのコツ」をお伝えしましたが、今回はその続きとして、ケアマネ試験の勉強で欠かせない「過去問の活用法」についてお話しします。
過去問は、ただ解くだけではもったいない!
実は、過去問を上手に活用することで、知識の定着だけでなく、試験本番での得点力を大きく伸ばすことができます。
今日は、過去問を使って「理解を深める」ための3つのコツをお伝えします!
1.過去問を活用する3つのコツ
【コツ①:解いた後が勝負!間違えた問題を徹底分析する】
過去問を解いた後、間違えた問題をそのままにしていませんか? 実は、間違えた問題こそが、あなたの「伸びしろ」です!
間違えた問題を徹底的に分析してみましょう。
例えば、次のようなポイントを確認します。
なぜ間違えたのか?
→ 知識不足?問題文の読み違い?
選択肢の引っかけにやられた?
正しい答えの根拠は何か?
→ テキストや参考書で確認し、正しい知識をしっかり理解する。
似たような問題が出たら解けるか?
→ 関連する知識を広げて、応用力をつける。
間違えた問題を「次は絶対に解ける!」という状態にすることが、得点力アップの近道です。
【コツ②:解くときは「時間を意識」する】
過去問を解くとき、ダラダラと時間をかけていませんか? 試験本番では、限られた時間の中で問題を解き、マークシートを塗りつぶし、見直しまでしなくてはいけません。
そこで、過去問を解くときは、時間を測る習慣をつけましょう。
例えば、
初めは、1問にかける時間を2分~3分に設定して、段々と早く1分で解く練習をします。時間を意識することで、次のような効果があります。
・本番での時間配分が身につく
・問題文を素早く読み、重要なポイントを見抜く力がつく
・焦ったときの対応力が鍛えられる
特に、ケアマネ試験は問題文が長いものも多いので、時間を意識した練習がとても重要です。
【コツ③:解いた問題を「テーマごと」に整理する】
過去問を解いていると、「このテーマ、よく出るな」と感じることがあるはずです。
実際、ケアマネ試験では、毎年似たようなテーマが繰り返し出題される傾向があります。
そこで、解いた問題を「テーマごと」に整理してみましょう。
例えば
介護保険制度
・保険者、被保険者、サービス内容
サービス事業所
・介護サービスの種類、権限、運営・人員基準など
医療・介護の知識
・疾患の特徴、リハビリテーション、在宅医療管理、介護技術など
社会福祉制度
・ソーシャルワーク、生活保護制度、成年後見制度など
こうしてテーマごとにまとめることで、知識が体系的に整理され、関連づけて覚えやすくなります。
また、苦手なテーマが明確になるので、重点的に復習することができます。
2.過去問を活用する際の注意点
過去問はとても重要な学習ツールですが、いくつか注意点もあります。
①解答を丸暗記しない
過去問の答えをそのまま覚えるだけでは、応用力が身につきません。「なぜその答えになるのか」を理解することが大切です。
②最新の制度や法改正に注意する
ケアマネ試験では、最新の制度や法改正が反映されることがあります。過去問を解く際は、古い情報が含まれていないか確認し、最新のテキストで補足しましょう。
③過去問だけに頼らない
過去問は重要ですが、それだけではカバーしきれない範囲もあります。 テキストや参考書を併用し、幅広い知識を身につけましょう。
3.実践してみよう!
例えば、過去問で「要介護認定の流れ」に関する問題を解いたとします。
1.間違えた場合
・なぜ間違えたのかを分析する(例:認定調査の内容を知らなかった)
・テキストで「認定調査」の項目を確認し、関連知識を補う 。
2.正解した場合
正しい答えの根拠を確認する。(例:認定調査→一次判定→二次判定の流れ)
他の関連テーマ(例:要支援認定との違い)も一緒に復習する。
こうして、1問を深掘りしていくことで、知識がどんどん広がっていきます。
最後に
過去問は、ただ解くだけではなく、「間違いを分析し、理解を深める」ことで、最大限に活用できます。
この方法を続けていけば、試験本番での得点力が確実にアップします!
次回は、さらに一歩進んで「模試や予想問題の活用法」についてお話しします。
過去問と模試を組み合わせることで、試験本番に向けた総仕上げができるようになりますよ。
皆さん、一緒に頑張りましょう! 次回もお楽しみに!
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次回の予告
「苦手分野を克服!効率的な勉強法のポイント」
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