ケアマネ受験対策一問一答(介護支援分野)財政安定化基金について
介護支援分野(一問一答)Blogおはようございます。
昨日に引き続き、財政安定化基金のついての問題です。
次の記述は正しいか誤りか答えよ。
【問題】給付費増大により市町村の介護保険財政に不足が見込まれる場合に、必要な額を貸し付ける。
答え:正しい
介護保険財政の不足には2つパターンがあります。
1.給付費支出が見込みより増大したとき
・給付費支出が見込みより増大したときは全額貸付
・給付費支出の増大は、市町村の計画の甘さから起こります。
・当然、責任は市町村にありますので、この費用は貸付けとなり、後で返却しなければいけません。
2.保険料収入が見込みより減少したとき
・保険料収入が見込みより減少したときは1/2交付、1/2貸付となっています。
・保険料収入の減少は、被保険者側の問題です。
・特別徴収は、年金天引きですから100%徴収できます。
・ですが、普通徴収の場合は、未納のリスクがあります。
・必要な徴収努力をしても、被保険者が払わなければ保険料は入ってきません。
・責任のすべてが市町村にあるわけではないので、不足額の半分が交付、半分が貸付となっています。
※この違いを押さえておきましょう。