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ケアマネ試験対策一問一答(介護支援分野)老人保健制度について

介護支援分野(一問一答)Blog ケアマネ試験対策一問一答(介護支援分野)老人保健制度について

こんにちは

今日から6月に入りましたね。

本試験まで4か月余り後悔のない受験生活を過ごしましょう!

 

今日の問題は、介護保険制度ができる前はどうだったか?

ちょっと戻ります。

 

次の記述は正しいか誤りか答えよ。


【問題】老人保健制度による訪問看護は、病院ではなく市町村の窓口に申請しなければならない為、利用しにくかった。

 

 

 


答え:誤り

介護保険が2000年にスタートするまで、高齢者介護は、老人福祉法と老人保健法の2つに分かれていました。

 

老人保健制度は、市町村窓口ではなく、病院の窓口で申請しなくてはなりませんでした。

 

福祉系サービスは、老人福祉法で市町村の窓口に申請する。

 

保健医療系サービスは、老人保健法ですので病院の窓口に申請するという手間がかかっていました。

 

例えば

 

【介護系サービス】老人福祉法

 

訪問介護、デイサービス、特養へ入所・・・など

 

【医療系サービス】老人保健法


訪問看護、デイケア、老健へr入所・・・など

 

こう分かれていたわけですね。

 

※介護保険ができたことによって、すべて介護保険法1本に一元化されました。

 

当時は、老人福祉法に関しては市町村窓口で、老人保健法に関しては病院窓口で手続きを取っていました。

 

なので、ややこしく、面倒だったわけですね。

 

介護保険法ができてから一元化されたことで手続きはシンプルに利用しやすくなりました。

 

介護保険法ができた歴史も合わせて押さえておきましょう!

老人福祉法から介護保険法に変わった大きな違いなども併せて押さえておくと良いですね。

 

よって、この設問は、「誤り」になります。


解説は以上です。

 

 



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