ケアマネ試験対策一問一答(介護支援分野)介護保険施設に入所した人が要支援に変更した場合どうなるの?
介護支援分野(一問一答)Blogこんにちは
今日の問題は、介護保険施設に入った人が要支援になった場合どうなるの?
被保険者に関する次の記述は、正しいか誤りか答えよ。
【問題】介護老人保健施設の入所者が要支援2になった場合には、施設サービスに関する保険給付の対象から外れる。
答え:正しい
介護保険施設に入所できるのは要介護者さんのみです。
介護老人福祉施設、介護老人老健施設、介護療養型医療施設、介護医療院、いずれもそうなっています。
要支援になった時点で保険給付の対象から外れるということですね。
そのまま継続して入所することは不可能ではありませんが、保険給付の対象から外れるので、全額自己負担になります。
そのため、退所するのが一般的です。
※介護老人福祉施設の入所要件は、2014年改正より原則、要介護3以上となっています。
なお、介護療養型医療施設の転換先として、2017年改正より、介護保険施設に「介護医療院」が創設されました。
介護療養型医療施設の全廃が2018年3月から2024年3月に延期、この8期で、廃止が決定しています。
介護医療院は、要介護者に対して
1:長期療養のための医療
2:日常生活上の世話(介護)
を一体的に提供する施設という位置付けになります。
※ポイントをしっかりと押さえておきましょう!
よってこの設問は、「正しい」になります。
解説は以上になります。