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ケアマネ試験対策一問一答(介護支援分野)保険財政について

介護支援分野(一問一答)Blog ケアマネ試験対策一問一答(介護支援分野)保険財政について

こんにちは

 

今日のケアマネ試験対策一問一答は、保険財政について

次の記述は正しいか誤りか答えよ。

 

 

【問題】調整交付金は、各市町村の第1号被保険者の所得の分布状況を勘案して交付される。

 

 

 

 

答え:正しい

 

介護保険の財源は原則、保険料50%、公費50%の半分ずつになっています。

 

【公費の負担割合】

居宅給付費:国25%、都道府県12.5%、市町村12.5%、

施設給付費:国20%、都道府県17.5%、市町村12.5% となっています。

 

調整交付金とは、国の公費負担割合のなかに入っています。

 

*居宅給付費における国負担分25%とは、一律交付金20%と調整交付金5%です。

 

*施設給付費における国負担分20%とは、一律交付金15%と調整交付金5%です。

 

基本を押さえましょう。

 

国の負担割合は、「一律交付金(定率交付金)」と「調整交付金」に別れています。

 

一律交付金:どこの市町村にも交付される交付金です。

 

調整交付金:市町村間の財政の不均を是正することを目的として国が市町村に交付します。

 

豊かな市町村とそうでない市町村がありますので、その不均衡を調整して交付される交付金です。

豊かなところには少なく、そうでないところには多く交付されます。

 

調整交付金には、2つ

 

普通調整交付金・・・5%相当

*第1号被保険者の所得が低くて保険料の収入が足りない市町村「第1号被保険者の所得分布状況」

*後期高齢者の人口割合が高くて介護保険給付の支出が多く財政が苦しい市町村「後期高齢者の分布状況など」

 

こういった事情を抱える市町村には財政を助ける目的において、多めに交付金が交付されます。

反対に、第1号被保険者の所得が高く、保険料収入が十分に見込めるような市町村には、少なめに交付されます。

これが、普通調整交付金です。

 

特別調整交付金

・震災などによって保険料収入が突如として見込めなくなる市町村

 

よって、この設問は、「正しい」となります。

 

解説は以上です。

 

併せて押さえておきましょう。

 

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