ケアマネ試験対策一問一答（介護支援分野）被保険者「適用除外施設」について

こんにちは

 

本試験まで、あと１２９日ですね。

 

ケアマネ試験対策一問一答「介護支援分野」

 

被保険者について

次の記述は、正しいか誤りか答えよ。

【問題】生活保護法の救護施設の入所者は、被保険者となる。

 

 

 

 

 

答え：誤り

 

解説

介護保険の被保険者要件（原則）

＊１号被保険者：市町村の区域内に住所を有する６５歳以上の者

＊２号被保険者：市町村の区域内に住所を有する４０歳から６５歳未満で医療保険加入者

 

介護保険は社会保険の１つになり、一定の要件を満たせば強制加入のしくみがあります。

 

その例外「適用除外施設」

＊原則の要件を満たしていても被保険者とならないその例外が適用になる施設があります。

＊全部で、１１施設あります。

具体的には

1.生活保護法/救護施設

2.障害者総合支援法/指定障害者支援施設

3.医療型障害児入所施設/児童福祉法

といった施設が、試験ではよく出題されています。

 

上記のような適用除外施設に入所している場合には、介護保険の被保険者となりません。

 

その理由は、「介護保険を使う必要性がないから」という理由になります。こういった施設に入所しているかたは、その施設のなかで、それぞれの根拠法に基づいたサービスを受けています。

 

救護施設なら生活保護法、障害者支援施設なら障害者総合支援法、医療型障害児入所施設なら児童福祉法といった他の制度を使って、既に必要なサービスを受けているので、介護保険を利用する必要がありません。

 

介護保険制度には、被保険者である限り、介護保険料を納めなくてはなりませんが、まったく利用する可能性がないにも関わらず、保険料を納めなくてはならないという矛盾が生じます。その矛盾を防ぐために、適用除外という仕組みが設けられているわけです。

 

よって、この設問は、「誤り」になります。

 

解説は以上です。

 

今日の暗記カードまとめ

 

表：

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適用除外施設③

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裏：

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救護施設(生活保護法)

障害者支援施設(障害者総合支援法)

障害児入所施設(児童福祉法)

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