ケアマネ過去問アレンジ問題「認知症高齢者の介護」について
過去問アレンジ問題
こんにちは
私の住んでいるところは、今週に入り、梅雨入りしました。これから、ジメジメした日が続きますが、受験生の皆さんは、体調を崩さないように気を付けてくださいね。
本試験まで、あと１２３日
今日の問題は、過去問からアレンジ
認知症高齢者の介護について
【問題】認知症高齢者の介護に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。2つ選べ。
1.認知症高齢者には、常に新しい環境を提供し刺激を与えることが重要である。
2.認知症高齢者には、馴染みのある環境を保ち安心感を与えることが重要である。
3.認知症高齢者には、できるだけ一人で生活させて自立を促すことが重要である。
4.認知症高齢者には、日常生活の中で役割を持たせ、社会的な関わりを維持することが重要である。
5.認知症高齢者には、複雑な情報を一度に伝えて理解を促すことが重要である。
解答：2.3
解説
1.誤り
・認知症高齢者さんは、環境の変化に対する適応力が難しくなるため、馴染みのある環境を保ち、安心感を与えることが重要です。
2.正しい
・認知症高齢者さんに、日常生活の中で役割を持ち、自己価値感の維持や社会的な関わりの維持に繋がります。
3.誤り
・認知症高齢者には、馴染みのある環境の方が適しているため、新しい環境の提供は、不安や混乱のもとになります。
4.正しい
・認知症高齢者さんには、支援が必要な場面が多くあり、一人で生活させることは不適切です。一人暮らしの方もいらっしゃいますが、多職種で見守りながら、自立支援を行っていくことが大切です。
5.誤り
・認知症高齢者さんには、簡単でわかりやすい情報を伝えることが重要です。複雑な情報を一度に伝えることは混乱を招きます。
私たちも、一度に色んな情報を伝えられたら、脳は処理できなくて、混乱するので認知症高齢者さんは尚更ですね。
よって、この問題の解答：2と3
学習ポイントアドバイス
＊認知症高齢者さんには、馴染みのある環境を保ち安心感を与えることが大切です。
＊急な環境の変化に、戸惑い、不安などに敏感です。
＊認知症高齢者さんには、日常生活の中で役割を持ち、社会的な関わりを維持することが大切です。
＊役割の喪失や社会との関りがなくなると、閉じこもりがちになったり、孤立してしまいます。
解説は以上になります。
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