ケアマネ試験問題「統計データー」について
介護支援分野の問題Blog今日は、統計データーについての問題です。
ここ最近は、毎年出題されています。
統計データー
【問題】2020(令和2)年度の介護保険給付(介護給付及び予防給付)の状況として正しいものはどれか。3つ選べ。
1.居宅サービスにかかる給付費は、施設サービスにかかる給付費よりも多い。
2.居宅サービスにかかる給付費の総額が最も高い要介護(要支援)状態区分は、要介護1である。
3.第1号被保険者1人あたり給付費(総数)の全国平均は、居宅サービスでは約18万円である。
4.施設サービス受給者数が最も多い要介護(要支援)状態区分は、要介護4である。
5.給付費は、9兆円を超えている。
解答:1.4.5
解説
1.正しい
2020(令和2)年度において、給付費の内訳は、居宅サービスは4兆7872億円、施設サービスは3兆1629億円であり、居宅サービスの給付費の方が多いくなっています。
2.誤り
居宅サービスの給付費が最も高い要介護状態区分は、要介護2で1兆1297億円であり、要介護1の給付費は、9808億円です。
3.誤り
第1号被保険者1人あたりの給付費の全国平均は、居宅サービスでは13万4000円であり、約13万円である。
4.正しい
施設サービス受給者数は、要介護4が最も多く、34.7%を占めている。
5.正しい
給付費は、9兆円を超えています。
学習ポイントアドバイス
*介護保険の給付費の内訳や統計データは、よく出題されるため、最新のデータを確認しておきましょう。
*各年度の介護保険法改正の内容やその影響についても把握しておくと、選択肢の判断が早く出来ます。
*本試験では、捨ててもいい問題ですが、知っておくと1点とれますので、試験直前くらいに確認しておくくらいです。
*介護保険の財政(お金)が、どのようになっているのかを把握しておくことも大切です。
よって、問題の解答は、1.4.5 になります。
解説は以上になります。
YouTube動画
ケアマネ受験対策講座(2025年)
ブログ記事
サポート