ケアマネ試験対策問題解説「介護支援分野」要支援・要介護認定について
介護支援分野の問題Blogこんにちは
本試験まで、あと105日となりました。いよいよカウントダウンが始まりますね。
梅雨の時期、体調を崩される方も多いですが、乗り切って残り105日完走しましょう!
今日は、皆さんが苦手な「認定」について問題です。
認定について
【問題】要支援・要介護認定について正しいものはどれか。
1 介護保険被保険者証が交付されていない第2号被保険者は、身体障害者手帳を提示して要介護認定の申請をする。
2 市町村は、介護支援専門員に更新認定の調査を委託できる。
3 要介護認定の効力は、申請日にさかのぼって生じる。
4 市町村は、新規認定の認定有効期間を、3ヶ月から12か月までの範囲内で月を単位として定める期間とすることができる。
5 介護認定審査会の委員の任期は3年である。
いくつ選べがない💦消去法が使えないよ~( ノД`)シクシク…
答えは分かりますか?
解き方のヒント
*まず、認定の流れがスラスラ言えますか?これが理解できていないとケアレスミスをしてしまいますよ。
*申請の手続きについて
*更新認定調査ができる人
*認定の効力はいつから発生する?(新規と更新では違いますよ)
*認定有効期間について(新規認定は、原則〇ヶ月、認定有効可能期間は、○ヶ月~○〇ヶ月)
※全部、キーワードが出てきましたか?
解説
1.誤り
第2号被保険者さんは、被保険者証は原則:非交付になっています。ですので、医療保険被保険者証を添付します。介護保険を申請する際に、身体障害者手帳は、関係ありませんよ。
2.正しい
更新認定調査ができるところが、スラスラ出てきますか?介護支援専門員は、更新認定調査は出来ます。
新規認定調査と更新認定調査は、違います。また、申請代行もしっかりと区別が必要です。
詳しく知りたい方は、「合格スタートパック」をご検討ください。それぞれの流れに沿って分かりやすくポイントを解説しています。
3.正しい
新規認定は、申請日に遡って効力を発生します。(遡及効)
更新認定は、有効期間満了日の翌日です!
4.正しい
新規認定は、原則6か月、認定可能な有効期間は、3~12か月です。
5.誤り
介護認定審査会の任期は2年です。(※市町村条例で2~3年の範囲で定めることができます)
ローカルルールは、試験では出ませんので、原則をしっかりと押えましょう!
よって、問題の解答は、2.3.4になります。
解説は以上です。
追記
*認定の問題は、毎年3~4問出題されますので、しっかりとポイントを押さえて点数をとれるようにしましょう。
*苦手な方が多いですが、分かりやすくコンパクトな単元動画が、役に立ちます。なぜ?分かりやすく図表にしてまとめているからです。
*現場と試験対策は別ですので、注意が必要です。
今日の暗記カード
表:
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認定申請時:添付するもの
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裏:
1号:介護保険被保険者証
2号:医療保険被保険者証
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表:
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更新認定調査⑦
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裏:
1.知町村
2.指定市町村事務受託法人
3.居宅介護支援事業者
4.地域包括支援センター
5.介護保険施設
6.地域密着型介護老人福祉施設
7.介護支援専門員
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表:
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新規認定:有効期間
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裏:
・原則6か月
・認定可能期間3~12か月
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表:
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介護認定審査会:任期
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裏:
・2年
・※市町村条例2~3年の範囲内
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