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ケアマネ試験過去問題「保健医療サービス分野」総合問題

保健医療分野の問題Blog ケアマネ試験過去問題「保健医療サービス分野」総合問題

こんにちは

 

本試験まで、あと112日ですね。受験生の皆さんも、不安と焦りが出てきているのではないでしょうか?

私も刻々と迫る試験日に、毎日「今日出来ることは何か?」を考えながら過ごしています。

 

保健医療サービス分野

 

問題:次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1.自治体によっては、救急車を呼ぶべきかどうかの相談に対応する窓口がある。

2.介護保険施設の介護職員であれば、研修を受けなくても、喀痰吸引を行える。

3.高齢者によくみられる疾患には、日常の生活機能に障害を引き起こすものが多くある。

4.高齢者は、加齢により生体機能が低下しているため、薬剤の副作用が出やすい。

5.一次救命処置とは、医師の指示のもとに救急隊員が行う応急処置のことである。

 

正解:1、3、4 

解説:

1.適切

・自治体には、救急車を呼ぶべきかどうかの相談に対応する窓口(#7119)があります。例えば、一般救急相談センターなどがそれに該当します。

2.不適切

・介護職員が、医療行為である喀痰吸引を行うには、一定の研修を受ける必要があります。介護福祉士や特定の研修を修了した者でなければなりません。

3.適切

・高齢者によくみられる疾患は、日常の生活機能に障害を引き起こすことが多いです。例として、脳血管疾患による片麻痺や認知症が挙げられます。

4.適切

・高齢者は、生体機能が低下し多くの薬を服用していますので、薬剤の代謝も遅くなり、薬剤の副作用が出やすくなります。

5.不適切

・一次救命処置は、医師の指示がなくても、その場にいた方が行う応急処置として広く認識されています。例えば、胸骨圧迫などの心肺蘇生などがこれに含まれます。

 

問題の解き方のコツ

①選択肢の中には、常識的な内容が含まれていることあるので、問題をしっかりと読む。

②医療行為に関する規定について、理解が出来ているかどうか。

③高齢者に多い疾患が生活機能にどのように影響を与えるかを理解して、特徴を押さえておくことは重要です。

 

学習のポイント

①緊急時の対応として、自治体の相談窓口について理解を深めましょう。

②介護職員が行える医療行為に該当しないものの把握・・・訪問介護の問題で出題されます。

③高齢者の薬剤管理について、高齢者の特徴を理解し、薬剤の副作用のリスクについて把握しましょう!

 

よって、この設問は、1.3.4になります。

 

解説は以上になります。



 


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