ケアマネ試験対策過去問解説「介護支援分野」特定入所者介護サービス費について
介護支援分野の問題Blogこんにちは
本試験まで、あと76日、今現在思うように勉強が進んでいない方でも、これからの勉強法次第では、点数に反映されます。
介護支援分野「保険給付」の問題です。
特定入所者介護サービス費について
【問題】 特定入所者介護サービス費の支給について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.対象となる費用は、食費と居住費(滞在費)である。
2.負担限度額は、所得の状況その他の事情を勘案して設定される。
3.対象となるサービスには、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護は含まれない。
4.対象となるサービスには、特定施設入居者生活介護は含まれない。
5.対象者には、生活保護受給者は含まれない。
あれ? 今日は、選択肢がある。
学習のポイント
*特定入所者介護サービス費は、保険給付の単元で出てきますが、低所得者対策の1つです。
*対象者・対象となる費用・対象施設は、どこなのか?
*給付方法は、どのようになっているのか?
整理すると、他の問題も応用ができ解けます!
それでは、解説をしていきます。
解説
1.正しい
対象となる費用は、食費・居住費(滞在費)になります。ちなみに、居住費は、介護保険施設と地域密着型の介護老人福祉施設です。滞在費は、居宅サービスの短期入所生活介護と療養介護になります。
2.正しい
負担上限額は、所得に応じて段階的に設定されています。
3.誤り
対象施設は、「入所」がつくサービスになります。介護保険サービス名を正式名称で覚えていると瞬時に分かるのですが、覚えていないと苦戦します。
対象施設
・介護保険施設3施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院)
・地域密着型介護老人福祉施設
・短期入所生活介護、短期入所療養介護
選択肢の「地域密着型介護老人福祉施設」は、対象施設に含まれます。
4.正しい
特定入所者介護サービス費は、「入所系」のサービスが対象になります。よって、「特定施設入居者生活介護」、対象外です。
5.誤り
対象者には、生活保護受給者も含まれます。第1段階になります。低所得の方の負担軽減を補足給付として給付されます。
この問題の解答は、1.2.4 です。
今日の暗記カードのまとめ
表:
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特定入所者介護サービス費
対象となるもの
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裏:食費・居住費(滞在費)
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表:
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特定入所者介護サービス費
対象となる施設③
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裏:
1.介護保険施設③
2.地域密着型介護老人福祉施設
3.短期入所②
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表:
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負担上限額
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裏:所得段階別に設定
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