ケアマネ試験過去問解説「介護支援分野」区分支給限度基準額について
介護支援分野の問題Blogこんにちは
本試験が刻々と迫っている中で、焦り、不安などは、多少の差がありますが、受験生の皆さん同じです。それをどのようにして、解決策を講じるか?
何も行動しないと解決できません( ノД`)シクシク…そんな時は、第三者の専門家に、相談してアドバイスを聞き入れることも1つの解決策ですね。
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今日の問題は、「介護支援分野」保険給付の問題です。
区分支給限度支給額について
【問題】区分支給限度基準額が適用されるサービスとして正しいものはどれか。3つ選べ。
1.福祉用具貸与
2.小規模多機能型居宅介護
3.居宅療養管理指導
4.地域密着型介護老人福祉施設入所者生活
5.介護定期巡回・随時対応型訪問介護看護
選択肢がありますが、どのように問題を解かれましたか?
学習のポイント
*区分支給限度基準額とは、聞かれて説明できますか?
*支給限度基準額には、大きく4つあります。
*区分支給限度基準額対象外のものは何があるのか?
*支給限度基準額は、誰が決めているのか?
※このあたりのポイントが分かれば、問題の選択肢を選ぶ際に、消去法でも根拠をもって解答できますね。
それでは、解説をしていきたいと思います。
解説
1.正しい
区分支給限度基準額は、在宅の要介護(要支援)の方が、介護度区分によって、訪問介護や通所介護、ショートステイ、福祉用具貸与などを自由に組み合わせて利用できますが、いくら自由にと言っても青天井ではなく、介護度区分によって上限額が設定されています。超えた費用は、全額自己負担になります。
2.正しい
区分支給限度基準額の対象サービスです。小多機は、「通い」を中心として、「訪問サービス」と「宿泊」サービスを提供します。重複するサービスは利用できませんが、それ以外のサービスは、区分支給限度基準額の範囲内であれば、利用可能です。
3.誤り
居宅療養管理指導は、対象外になっています。医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士によって提供されますが、それぞれ提供回数が、月〇回と上限額が決まっています。
4.誤り
区分支給限度基準額は、在宅の方が利用できるサービスです。地域密着型介護老人福祉施設入所者は、在宅サービスを利用することはありませんので、対象外です。〇〇単位/日と決まっています。
5.正しい
区分支給限度基準額の対象サービスです。ちなみに、通所系サービスを利用した場合には、○〇単位/日減算されます。
この問題の解答は、1.2.5
・いかがでしたか?この問題は、2021年の過去問です。単体で出題されることは少ないですが、他のサービス事業所の問題で、併用できるサービスだったり、基準額の設定は何処が決めるのか?などで、出題されますのでポイントをしっかりと押えておきましょう!
今日の暗記カードのまとめ
表:
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支給限度基準額④
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裏:
1.区分支給限度基準額
2.福祉用具購入費支給限度基準額
3.住宅改修費支給限度基準額
4.種類支給限度基準額
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表:
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区分支給限度基準額
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裏:在宅の要介護(要支援者)
介護度区分によって利用
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表:
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区分支給限度基準額:対象外②
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裏:
福祉用具購入費・住宅改修
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表:
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支給限度基準額:対象外③
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裏:
1.居宅療養管理指導
2.介護支援(居宅・予防)
3.入居・入所系(ロング)
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