2024ケアマネ試験【問題5】介護保険の第1号被保険者について
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは
試験後の一息、ゆっくりと過ごしていただけているでしょうか?
さて、試験が終わって、ほっとした瞬間、ふと思い出した問題はありませんか?
焦ってしまったけど、いざ終わってみると「あれはこうだったかも!」なんて後で気づくこと、よくありますよね(笑)。
【問題5】介護保険の第1号被保険者について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者をいう。
2.保険給付の対象となるのは,特定疾病を原因として要支援・要介護状態になった者に限られる。
3.保険料は,地域支援事業の任意事業の財源に充当される。
4.居住する市町村から転出した場合は,その翌月から転出先の市町村の被保険者となる。
5.医療保険加入者でなくなった日から,第1号被保険者の資格を喪失する。
学習のポイント
*この問題では、第1号被保険者に関する問題で、1号さんの要件、保険料の納め方、保険給付の要件、届出、財源など幅広く問われていますね。
では、早速、問題5について解説していきます!
【解説】
1.正しい
・第1号被保険者は、市町村に住所を有する65歳以上の人ですね。
2.誤り
保険給付の要件に、特定疾病であるという要件は、第2号被保険者です。第1号被保険者は、保険給付を受ける際の要件は、問われません。
3.正しい
第1号被保険者の保険料は、地域支援事業の任意事業の財源にも充当されます。地域支援事業も財源構成が2つあります。
1.介護予防・日常生活支援総合事業
2.包括的支援事業・任意事業
ちなみに、包括的支援事業・任意事業については、第2号被保険者の負担はありません。
4.誤り
市町村から転出したときは、その「翌日」に転出した市町村の被保険者資格を喪失し、転入先の市町村の区域内に住所を有することになった日「その日」に、転入先の市町村の被保険者となります。(事実発生主義)
5.誤り
医療保険加入者でなくなった日に資格を喪失するのは、第2号被保険者です。
第1号被保険者は、「住所」+「年齢」が要件で医療保険の加入の有無は関係ありませんね。
正解は【1】と【3】です。
まとめ
問題5では、第1号被保険者に関する基本的な知識を確認しました。特に、保険料が地域支援事業の財源に充てられることや、第1号被保険者は市町村に住所を持つ65歳以上の者である点は重要なポイントです。
間違いやすい選択肢もありますので、第1号被保険者と第2号被保険者の違いをしっかりと整理しておきましょう。
次回予告
いかがでしたか?今日の解説が少しでも役に立ったなら嬉しいです。
明日もまた別の問題を解説していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
試験後の復習は、焦らず自分のペースで進めていくのがポイントです。
明日は、「区分支給限度基準額が適用されるサービス」に関する問題を解説します!
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