2024年ケアマネ試験【問題11】介謖保険の財政について
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは!
10月も後1週間、少し肌寒くなりましたが、受験生の皆さんはどのように過ごしていますか?
緊張と疲れが一気に解けて、「やっと終わった…」という安心感と勉強疲れも少し感じている頃ではないでしょうか?
秋は「実りの季節」ともいいますが、試験を終えた皆さんも、自分の努力の成果が形になる瞬間を待っているところですね。
少し不安な気持ちもあるかもしれませんが、今は、頑張った自分をしっかり労わって少し、ホッとする時間を大切にしてくださいね。
今日は、【問題11】です。
【問題11】介謖保険の財政について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.施設等給付の公費負担割合は,国30%、都道府県10%、市町村10%である。
2.調整交付金の総額は,介護給付及び予防給付に要する費用の総額の5%に相当する額である。
3.介護給付及び予防給付に要する費用は,公費と保険料によりそれぞれ50%ずつ賄われる。
4.第1号被保険者と第2号被保険者の保険料負担の按分割合は,制度施行以来変わっていない。
5.市町村特別給付に要する費用は,その市町村の第1号被保険者の保険料により賄われる。
学習のポイント
*介護保険の財政は、保険料50%、公費50%ですね。
*公費も内訳は、居宅給付費と施設給付費では、国と都道府県の割合が変わりますが、市町村の割合は同じです。
*保険料の割合は、3年ごとに見直しされています。
*保険給付は、3つありますよ。
解説していきますね。
解説
1.誤り
施設等給付の内訳は、国20%、都道府県17.5%、市町村12.5%です。国が、5%少なくなり、県が5%多くなっています。これは、施設サービスと居宅サービス(特定施設)が、権限が都道府県にあるからです。
2.正しい
調整交付金の総額は、5%相当とされています。この調整交付金を「普通調整交付金」と言います。市町村の間の財政の不均衡を是正する目的で邦夫が、市町村に対して交付します。
3.正しい
財政の割合は、保険料50%、公費50%ずつで賄われています。
4.誤り
介護保険がスタートしたのは、2000年でした。第1期ですが、その時の第1号被保険者(17%)と第2号被保険者(33%)の保険料負担でした。
現在9期になりましたが、1号(23%)、2号(27%)になっています。介護保険がスタートして、第6期までは、1号さんが1%ずつ増えていましたが、第7期からは、同じ割合になっています。
5.正しい
市町村特別給付は、第1号被保険者の保険料で賄われます。住んでいる市町村が、独自に介護保険サービス以外で提供しています。
たとえば:おむつ代の補助、配食サービス(補助金)、移送費、ごみ収集
正解は、【2・3・5】がです。
解説は以上です。
まとめ
【問題11】は、介護保険の財政に関する基礎的な知識が問われました。
特に、公費負担割合や調整交付金の仕組み、1号・2号保険者の負担割合についてしっかり理解を深め、今のうちに復習をしておきましょう。
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次回の予告
いかがでしょうか?
試験後、結果を待っている時間はちょっと落ち着かないかもしれませんが、ここまでの努力は、必ず自分の糧になっています。
無理せず、ゆっくり進めていきましょう。
明日は、「第2号被保険者について」、解説していきますので、ぜひお楽しみに!
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