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2024年ケアマネ試験【問題21】居宅サービス計画の作成について

2024年ケアマネ試験問題・解説 2024年ケアマネ試験【問題21】居宅サービス計画の作成について

こんにちは

今日は朝からいい天気で、イベントに行ってきました!お目当ての長野・小布施のリンゴを買うために長い列に並び、無事ゲット。

その後は愛媛のじゃこカツを揚げたてで味わいながら、吹奏楽部の演奏聴きながら、ゆったりとした時間を過ごしながら、受験生の皆さんのことを考えていました。

合格発表を前に、心の中で自己採点通りの点数と同じだろうかという期待と「基準点が何点だろうと気になる」不安とが入り混じっていることでしょう( ノД`)シクシク…

長い間コツコツと積み重ねてきた努力があるからこそ、この気持ちになるのは自然なことです。初受験の方は、尚更でしょうね( ノД`)シクシク…

結果を待つ時間は、落ち着かないかもしれませんが、これまでの努力は確実にみなさんを成長させています。自分を信じて、引き続き学びを大切にしながら、試験の振り返りをしましょう。

 

今日の問題は、問題21です。

【問題21】居宅サービス計画の作成について正しいものはどれか。3つ選べ。

1.被保険者証に認定審査会意見の記載がある場合には,利用者にその趣旨を説明し,理解を得た上で,その内容に沿って作成しなければならない。

2.地域密着型通所介護を位置付ける場合には,認知症の専門医の意見を求めなければならない。

3.厚生労働大臣が定める回数以上の訪問介護は,位置付けることができない。

4.短期入所生活介護を位置付ける場合には,原則として利用する日数が要介護認定の有効期間のおおむね半数を超えないようにしなければならない。

5.福祉用具貸与を位置付ける場合には,その利用の妥当性を検討し,必要な理由を記載しなければならない。

 

解説

 

1.正しい

被保険者証に介護認定審査会の意見がある場合には、利用者のケアプラン作成時に重要な指針となるため、利用者にその内容を理解を得た上で、その内容に沿って作成しなければなりません。 運営基準に定められています。

 

2. 誤り

地域密着型通介護所の利用に際しては、認知症専門医の意見を求める義務はありません。

 

3. 誤り

一定回数以上の訪問介護の位置づけ「居宅サービス計画は、厚生労働大臣が定める回数以上の訪問介護(生活援助中心型)を位置づける場合にあたっては、その利用の妥当性を検討し、当該居宅サービス計画に、訪問介護が必要な理由を記載するとともに、居宅サービス計画を市町村に届けなければならない。」運営基準に定められています。

 

4. 正しい

短期入所生活介護は、在宅生活の継続を支援するためのサービスです。そのため、利用日数が要介護認定の有効期間の半分を超えないようにすることが原則とされています。ただし、例外的な場合もありその際には、市町村に届出が必要です。

 

5. 正しい

福祉用具貸与は、利用者の状態に適した用具を選択することが重要です。そのため、ケアマネジャーは利用の妥当性を検討し、必要な理由を居宅サービス計画に記載する必要があります。

  • 具体的には、利用者の身体状況や生活環境を評価し、用具が適切かどうかを判断しなければならないます。
  • 必要性が認められる場合、ケアプランにその理由を記載します。例えば、「自立した生活動作を支援するため」や「転倒防止のため」など、明確な目的を記載します。

 

正解は1、4、5です。

 

学習のポイント

居宅サービス計画作成に関する問題は、ケアマネジャーの業務において非常に重要です。それぞれのサービスの特性や位置付け、関連法規などを理解しておく必要があります。

特に、認定審査会意見の重要性、短期入所生活介護の利用日数に関する原則、福祉用具貸与の妥当性検討などは、頻出事項なのでしっかりと覚えておきましょう。

 

まとめ

今回の問題解説を通じて、居宅サービス計画作成に関する理解を深め、ケアマネジメントの全体像を把握することが重要です。

居宅サービス計画を作成する際には、利用者の個別ニーズを尊重し、必要な書類や意見を適切に活用することが求められます。認定審査会の意見をしっかり反映し、家族への説明を丁寧に行うことで、利用者が安心してサービスを受けられる環境を整えることができます。

また、短期入所介護や福祉用具貸与の利用に関しては、法的な基準や慎重性の検討が重要です。

試験では、頻出なテーマで研修や、実務に直結するので、しっかりとポイントを押さえておきましょう!

 

次回の予告

明日は【問題22】の解説をお届けします!

次回は、居宅介護支援事業者が行う記録業務に関するポイントを深掘りしていきます。

ケアマネージャーにとって、日々の記録業務は利用者の状況を正確に把握し、サービスを正しく提供するために特に、「記録の保存期間」や「事故時対応記録」など、具体的なルールや重要な注意点も取り上げていきますので、実務的な知識を確認できる内容です。

では、明日の解説もお楽しみに!

 



 


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