2024年ケアマネ試験【問題23】指定介護予防支援ついて
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは!
試験が終わり、今は肩の力が抜けて「燃え尽き症候群」になっていませんか?
勉強や試験の緊張から解放された今だからこそ、解説しっかりと知識を整理して、復習良いタイミングです。
試験中は、緊張や焦りもあり、解答の根拠をじっくりと確認する余裕がなかなかなかった( ノД`)シクシク…その気持ちわかります。
そんな皆さんのために、今回の解説では、要点を整理しながら説明していきます解説するので、今後の学習に役立てらればと思います。
それでは、リラックスした気持ちで読み進めてくださいね。 解説を通して、介護予防支援や地域支援事業についての理解が一層前向きなことを願っています。
今日は、問題23です。
【問題23】指定介護予防支援ついて適切なものはどれか。3つ選べ。
1.地域支援事業及び介護給付と連続性及び一貫性を持った支援を行うように配慮する。
2.介護予防通所リハビリテーションを介護予防サービス計画に位置付ける場合には,当該サービスに係る主治の医師の指示は必要ない。
3.介護予防サービス計画の策定に当たっては,利用者の個別性を重視した効果的なものとする。
4.利用者による主体的な取組を支援し,常に利用者の生活機能の向上に対する意欲を高めるよう支援する。
5.介護福祉士を配置しなければならない。
学習のポイント
*介護保険事業は、保険給付事業と地域支援事業の2大事業で主に構成されています。
*医療系サービスの位置づけ
*計画作成時の留意点
*人員基準
早速解説していきたいと思います
解説
1.正しい
介護予防支援の提供にあたっての留意点として、「地域支援事業及び介護給付との連続性と一貫性を持った支援を行うよう配慮する。」と規定されており、支援が切れ目なくサービスが提供されます。
2.誤り
医療系サービスを位置づける場合には、医師の指示が必要です。計画に位置付けた場合は、主治医にも交付が必要です。
3.正しい
介護予防サービス計画は、利用者の状況やニーズが異なるため、個別性を重視し、できることを支援する目標志向型で計画を作成する必要があります。
4.正しい
介護予防支援は、利用者の自立支援が目的であり、利用者自身が主体的に取り組むことが重要です。そのため、生活機能の向上に対する意欲を高める支援が求められ、利用者の生活の質の向上を目指します。
5.誤り
地域包括支援センターの設置者である事業者は、保健師その他の介護予防支援に関する知識を有する職員を配置する。
担当職員とは、保健師、介護支援専門員、社会福祉士、経験ある看護師、高齢者保健福祉に関する相談業務等に3年以上従事した社会福祉主事のいずれかの要件を満たすものとなっております。
また、指定居宅介護支援事業者でもある事業者は、1人以上の指定介護予防支援を提供する介護支援専門員を配置すると規定されています。
介護福祉士の配置は義務はありません。過去にも何度か出題されています。
解答:1.4.5
解説は以上です。
まとめ
介護予防支援は、利用者の自立を支援し、生活機能を維持するための重要なサービスです。地域支援事業との連携や個別性を重視し、利用者の主体的な参加が重要な要素となります。
また、2024年4月の制度改正により、居宅介護支援事業者も指定対象となり、支援体制がさらに充実しました。ケアマネジャーの業務効率化も図られ、サービスの質の向上が期待されています。
介護予防支援についてのポイント、目標指向型で計画を作成します。医療系サービスの位置づけ、ケアプラン作成時の留意点、問題文にはありませんが、居宅サービス計画と重複する点と相違点も押さえましょう。
次回の予告
次回は【問題24】についての解説を行いますので、引き続き復習の参考にしていただければと思います。
試験後の復習は少しずつ進みのがコツです。今は少しリラックスしながら、一緒に学び続けますましょう!
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