2024年ケアマネ試験【問題38】保健医療サービス分野「高齢者に多い疾患」について
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは
合格発表まで、カウントダウンになりましたが、日々落ち着かないでしょう( ノД`)シクシク…、やるだけのことはしたら後は待つのみですね。
受験生のみなさん、今日の天気はどうでしたか?
晴れだった?、 曇りだった?、それとも雨が降っていましたか?
天気によって気分も変わりませんか?晴れだと気分も上がりますし、雨の日は、ゆっくりすごしたいなぁ~など・・・
では、みなさんが今日の朝、起きた時に、一番最初に食べたものは何ですか?
1日の始まりで、朝ごはんは、大切ですからしっかりと食べてくださいね。
私は今朝、トーストをうっすら焼いて、何もつけずに、コーヒーでした。朝からご飯は、食べられないけども、うどんは食べれます(笑)
今日は問題38です。
【問題38】次の記述のうち,より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.皮脂欠乏症では,患部を清潔に保つことが悪化予防になることから,ナイロンタオルなどを使ってよく洗う。
2.めまいやふらつきの原因となる疾患の一つに脳梗塞がある。
3.糖尿病の治療で薬を飲んでいる場合は,食事に気を付ける必要はない。
4.関節リウマチの患者には,身体に負担をかけないためにベッドの使用が望ましい。
5.高齢者の大腿骨頸部骨折は,寝たきりの原因となりやすい。
解説
1.不適切
皮脂欠乏症は、加齢により皮膚の表面の皮脂が減少してカサカサした皮膚になる。 空気の乾燥する冬に多く、 皮膚掻痒症や脂漏性湿疹に発展するので、皮脂を取りすぎないことが重要で、ナイロンタワシなどは使わないようにする。患部を清潔に保つほか、抗菌薬、保湿剤、ビタミン薬などが使用される。
2.適切
脳梗塞は、めまいやふらつきの原因となる疾患の一つであり、これらの症状が現れた場合は、迅速な対応が求められます。脳梗塞のリスク要因には、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などがあり、これらを管理することが予防につながります。
3.不適切
糖尿病の治療は、食事療法と運動療法で、コントロールが上手く出来ない場合には、薬物療法が用いられます。治療には、食事療法が非常に大切です。また、たばこやアルコールの使用を避け、定期的な診察を受けることが重要です。
4.適切
リウマチ患者にとって、ベッドは関節への負担を軽減し、起き上がりや移動を容易にします。これは、患者が快適に過ごすために重要です。ベッドの適切な設計や高さは、関節の痛みを和らげ、日常生活の質を向上させる助けになります。
5.適切
高齢者の骨折で一番多いのは、大腿骨頸部骨折です。ADLを保つために可能であれば手術を行ないますが、大腿骨頸部骨折では、関節部分が損傷するため、早期からのリハビリが不可欠です。適切なリハビリを行わないと、運動機能の著しい低下や寝たきりのリスクが高まります。 手術を行っても骨折前より低下する場合が多く、リハビリテーションケアの適切な介入が必要です。
解答:2.4.5
解説は以上です。
まとめ
疾患への対応だけでなく、生活習慣や環境整備の重要性について、 適切なケアと早期発見・治療、そして患者一人ひとりの状況に合わせた対応が、QOLの向上に繋がることを理解することが重要です。過去にも何度か同じような選択肢が繰り返されています。
ケアマネ試験は、知識だけでなく、実際の現場で活かせる内容が問われますので、しっかりと復習していきましょう。
次回の予告
次回の問題39では、「死亡診断書を交付できる資格」について学習します。これは、医療行為だけでなく、医療における法的責任や倫理的な側面を理解する上で重要なテーマです。死亡診断書を取り巻く法律や手続き、そして関連する資格について、しっかりと理解を深めていきましょう。
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