2024年ケアマネ試験【問題47】福祉サービス分野「ソーシャルワーク」について
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは
11月も残すところあと1日ですね。朝晩が寒くなってきてから電気毛布を使用していたのですが、最高にしても暖かくならない( ノД`)シクシク…なぜだろう???
先日、シーツや毛布をコインランドリーに行って洗濯して、ベットをセッティングしたのですが、そこで問題が発生していました。なんと、電気毛布とコンセントが接続されていなかった🤣
そりゃあ~いくら電気毛布の温度を上げても暖かくならないはず・・・そんなドジな私です。
それから、お布団が暖かくて、朝がなかなか起きられません、あと5分、10分と延びて、スマホをいじって気がつくと1時間を超えていることもあり、びっくりです😲、なぜスマホをいじっていたかというと、7年くらい遊んでいたゲームが、終了になってしまい、今までためていたものが無くなってしまうので、全部使い切ろうと思った次第です。
勉強する1時間は長く感じるけども・・・テレビやゲームの時間はあっという間に1時間、2時間以上になることもあるので要注意ですね。
今日は、問題47です。
【問題47】ソーシャルワークに関する次の記述のうち,より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.クライエントと相談援助者が目標達成に向けで取り組むことは、重要である。
2.支援計画は、具体的に立てるよりは、できる限り抽象的に立てることが望ましい。
3.支援を終結する際は、終結に伴うクライエントの不安に十分配慮することが重要である。
4.スーパービジョンの主な目的は、クライ土ントヘの支援の向上とサービスの質の確保のための相談援助者の養成である。
5.アウトリーチとは、個人情報を適切に管理・保護することである。
早速、解説をしていきます。
解説
1.適切
ソーシャルワークでは、クライエントとソーシャルワーカーが協働して目標を設定し、計画を立案することが基本となります。このプロセスにおいて、クライエントの意向や価値観を尊重することが、信頼関係の構築や効果的な支援に繋がります。
2.不適切
支援計画は具体的に「誰が」「いつ」「何を」「どのように」行うかを記載する必要があります。これにより、計画の進捗状況を評価しする事ができ、関係者全員が目標を共有できます。抽象的な計画では、目標が明確でないため関係者間、クライエントが戸惑い機能が発揮できません。
例えば、目標は「クライエントが社会参加する」という抽象的な表現ではなく、「週に1回、地域の交流会に参加する」といった具体的な形で設定すると、進捗状況など確認、評価がしやすくなり、支援の効果を最大限に発揮できます。
3.適切
終結は支援の終わりであると同時に、クライアントの新たな出発点でもあります。終結に伴うクライアントの感情(不安・怒り・喪失感など)に共感的な理解を示しつつ、個々の状況や環境に応じた丁寧な準備と説明を行うことで、クライアントの次のステップへの移行を支援することが重要です。
4.適切
スーパービジョンの主な目的は、相談援助者の専門的な知識と技術の向上を図り、それを通じてクライアントへの支援の質を高めることです。具体的には、援助者の育成と専門的実践力の強化を通じて、提供されるサービスの質を確保することを目指しており、クライアントにとって、より効果的な支援の実現が可能となります。
5.不適切
アウトリーチとは、支援を必要としているにもかかわらず、自ら支援を求めることが困難な人々(社会的孤立者や経済的困窮者など)に対して、支援者が積極的に働きかけてサービスを提供する支援方法です。従来の「待ちの支援」ではなく、「攻めの支援」として、支援を必要とする人々の生活改善を目指します。
解答:1.3.4
解説は以上です。
学習のポイント
*支援の援助から支援計画まについて
*スーパービジョンとは
*アウトリーチとは
まとめ
ソーシャルワークは、クライエントとの協働を基盤とし、具体的な支援計画を立て、終結時には不安や喪失感に配慮することが重要です。
また、スーパービジョンやアウトリーチといった手法を活用し、支援の質を高めることを目指します。
これらの実践を通じて、クライエントの生活の質を向上させ、社会参加を促進することがソーシャルワークの本質です。
問題文にあった「キーワード」は、過去問でもよく問われていますので整理しましょう。
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