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2024年ケアマネ試験【問題60】福祉サービス分野「後期高齢者医療制度」について

2024年ケアマネ試験問題・解説 2024年ケアマネ試験【問題60】福祉サービス分野「後期高齢者医療制度」について

こんにちは


試験もいよいよ最後の問題ですね。ここまで解説を読んで頂き、ありがとうございます!

ラストは「後期高齢者医療制度」に関する内容です。

この制度は日本の高齢化社会において欠かせない仕組みで、ケアマネジャーとしても非常に重要なトピックです。

最後まで気を抜かずに確認していきましょう! 

 

今日は、問題60です。

【問題60】後期高齢者医療制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

1.保険料は、厚生労働省令で定める。

2.生活保護受給者は、被保険者にならない。

3.被保険者には、65歳以上75歳未満であって、後期高齢者医療広域連合の障害認定を受けた者も含まれる。

4.後期高齢者医療広域連合は、特別の理由がある者に対し、保険料を減免することができる。

5.訪問看護療養費の支給は、給付に含まれない。

 

早速、解説をしていきます。

解説

1.誤り

後期高齢者医療制度の保険料は、各都道府県の後期高齢者医療広域連合が決定し、2年ごとに見直されます。

 

2.正しい

生活保護を受けている人は、医療扶助が適用され、必要な医療サービスを受けていますので、後期高齢者医療制度の対象外になります。

 

3.正しい

後期高齢者医療制度の被保険者は75歳以上の方が対象となりますが、65歳以上75歳未満の方でも一定の障害認定を受けた場合は加入することができます。

 

4.正しい

所得の低い方や特別な事情がある方に対して、後期高齢者医療広域連合は保険料の軽減措置や減免する事ができます。

 

5.誤り

訪問看護療養費は給付対象に含まれており、難病患者や身体の障害がある人が、主治医の指示で訪問看護を受ける場合、保険給付が適用されます。被保険者は自己負担分のみを支払い、残りは保険者が負担します。他には、療養給付、入院時食事療養費、移送費の支給、高額療養費、高額介護合算療養費の支給など他にもあります。過去に試験で問われた項目です。

 

解答:2.3.4

解説は以上です。

 

学習のポイント

*後期高齢者医療制度の対象者

*介護保険制度と生活保護との関係

*保険料減免制度

 

最後に

60問にわたる問題解説を通じて、ケアマネ試験の重要なポイントをお伝えしてきました。特に、「後期高齢者医療制度」のような複雑な制度については、過去問でも問題数が少なく、頻出な単元ではありませんが、令和4年(2022年)10月1日から、後期高齢者医療制度において新たに2割負担が導入されましたので、出題されると予想はしていました。ここまで、学習を続けてこられた皆さん、本当にお疲れさまでした!

 

お礼の言葉

長期間にわたる問題解説シリーズにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。これからも知識を深め、実務に役立てていただければ幸いです。

次回からは、一問一答シリーズになります。介護支援分野に戻りますが、引き続き復習を続け、知識を深めていきましょう。

今の学びが、実を結びますように! 



 


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