2024年ケアマネ試験【問題42】保健医療サービス分野「指定短期入所療養介護」について
2024年ケアマネ試験問題・解説
こんにちは
いよいよ、明日は合格発表の日ですね。緊張や不安を感じている方も多いかと思います。
私の公式LINEに登録している方に、メールを送りましたが、基準点次第で微妙という方が多くいらっしゃいました。
私のメール配信のミスで、混乱を招きました( ﾉД`)ｼｸｼｸ…🥺
そんな時期、気が落ち着かないですが、人生は、常に上手くいかないのが人生です。
毎日、がんばっていたあなたへ、きっと明日は、素晴らしい日になるはず・・・
自分自身の疑問や不安を埋めることで、人生に自信を持てるようになります。
あなたが自身が、「選んだこの選択」は、あなたの強い思いがあったことを振り返ってみてくださいね。
今日は、問題42ですね。
【問題42】指定短期入所療養介護について適切なものはどれか。２選べ。
1.家族の疾病を理由とした利用はできない。
2.短期入所療養介護計画は、おおむね４日以上連続して利用する場合に作成する必要がある。
3.要介護１又は要介護２と認定された者は、利用できない。
4.介護老人福祉施設で提供される。
5.酸素療法を必要とするなど医療ニ－ズが高い要介護者も利用できる。
解説
1.不適切
短期入所療養介護の利用目的は、単に泊まりで預かるだけでなく、利用者自身の能力に応じた自立した生活が実現できるように、看護ケアや医療的に適切な介護、さらには機能訓練、医療等を提供します。それによって、利用者の生活の質の向上を図ることを目的としています。
家族の疾病、冠婚葬祭出張等を理由とする私的な利用、家族の身体的精神的負担を軽減する（レスパイトケア）にも利用できるサービスです。
2.適切
短期入所療養介護計画は、入所がおおむね4日以上になる場合には、管理者が、ほかの従業者と協議の上、医師の診療方針に基づき、居宅サービス計画に沿って、短期入所療養介護計画を作成します。
3.不適切
要介護１～５の認定を受けたすべての人が対象です。
4.不適切
短期入所療養介護は、介護老人保健施設、療養病床を有する病院・診療所、介護医療院が提供します。短期入所療養介護は、一般に、空床利用型（空きベット）で予約制の利用になります。一方で、予定外の利用、特に、「緊急時の受け入れ」にも対応しています。介護老人福祉施設は、短期入所生活介護を提供します。違いを押さえましょう！
5.適切
短期入所療養介護の利用者の特性は、医療的なニーズを持った利用者、リハビリテーションに対するニーズを持った利用者、介護者の介護負担の軽減に対するニーズを持った利用者、緊急事態に対するニーズを持った利用者などが利用します。
内容・特徴は、①疾病に対する医学的管理、➁装着された医療機器の調整交換、③リハビリテーション、④認知症患者への対応、⑤緊急時の受け入れ、⑥急変時の対応、ターミナルケアなどです。提供施設によって、内容や人員基準が若干異なりますが、基本的なことを押さえておきましょう。
解答：2.5
解説は以上です。
学習のポイント
＊サービスの利用目的
＊計画作成について
＊提供施設と対象者
＊短期入所生活介護との違い
まとめ
今回の解説では「指定短期入所療養介護」の特徴と利用条件について深く理解できたと思います。
次回は、医療と介護が融合した重要なサービスである「指定定期的巡回・随時対応型訪問介護看護」についての解説となります。
これは、地域包括ケアシステムの要として注目を集める、とても興味深いサービスなんです。
24時間365日、お一人お一人の生活リズムに合わせて、必要なときに必要なケアを提供する、まさに「在宅療養の要」となるサービス。
例えば、深夜の緊急コール対応から、早朝の身支度のお手伝い、日中の医療的ケアまで、利用者さんの暮らしに寄り添う形で、介護と看護が一体となってサポートを行います。
在宅生活を支える新しいカタチとして、ますます重要性が高まっているサービスです。みなさんもきっと「なるほど！」と思える発見がたくさんあるはずです。
次回もどうぞお楽しみに！
次回の解説を通して、試験対策はもちろん、実践の場でも活かせる知識を身につけていきましょう。
引き続き、一歩ずつ学びを進めていきましょう！
ぜひ、次回の解説にご期待ください!
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