2024年ケアマネ試験【問題27】保健医療サービス分野「バイタルサイン」について
2024年ケアマネ試験問題・解説こんにちは
試験が終わって約1ヶ月が経過しましたね。この期間、皆さんはどのように過ごしているでしょうか?
試験の結果を待つ間、少し気分転換をしてみるのも良いかもしれません。
例えば、友人や家族と一緒に楽しい時間を過ごしたり、新しい趣味に挑戦してみたりするのはいかがでしょうか?
この待ち時間を、ぜひ自分自身を見つめ直す良い機会として活用してください。新たな目標に向かって、前向きな気持ちで進んでいきましょう!
今日は、問題27です。
【問題27】バイタルサインについて適切なものはどれか。3つ選べ。
1.生命の維持にかかわる最も基本的な情報である。
2.感染症にかかっても,発熱しないことがある。
3.やせているため体温計を腋下部(腋の下)に密着できない場合には,正確に体温を測定できないことがある。
4.不整脈の有病率は,年齢層が高くなるにつれて減少する。
5.医師や看護師が血圧を測定すると低値になることが多い。
学習のポイント
*バイタルサインは毎年必ずいつもは捨てされる問題です。
*出題パターンが、決まっているので、ポイントをしっかりと押さえましょう。
早速解説していきます。
解説
1.適切
生命の維持にかかわる人体の最も基本的な情報をバイタルサインといいます。医療では多くの場合、体温、脈拍、血圧、意識レベル、呼吸の5つがバイタルサインとなります。
2.適切
通常、感染症では体温が上がりますが、高齢者は、症状が非定型的なので、感染症があっても発熱がみられないことがあります。発熱の程度と疾患の重症度は必ずしも関連しません。
高齢者の疾患の特徴のポイントを押さえましょう!
3.適切
著しく痩せた高齢者では、腋窩部で体温計を密着させることが困難で、体温が正確に測れないこともあるため注意が必要です。
4.不適切
不整脈の有病率は,年齢層が高くなるにつれて、「減少」ではなく「増加」します。
5.不適切
医師や看護師が血圧を測定してもらうと高値になってしまう「白衣性高血圧」もよくみられます。
解答:1.2.3
解説は以上です。
まとめ
バイタルサインは、生命維持に関わる基本的な情報であり、医療・介護の現場でも最も重要な指標です。また、高齢者では、感染症にり患してもでも発熱しない場合や、やせているために、正確に測定できないこともあるため注意が必要です。正確な測定方法や状況判断も求められます。日々の業務でのバイタルサインの重要性を再確認してみてください。
バイタルサインの問題は毎年1問出題される問題です。繰り返し出題されておりますので、過去問を見ながらポイントを押さえていきましょう!
次回の予告
明日は、口腔ケアに関する問題を解説します。口腔の健康は、介護の質を高めるためにも重要なテーマの1つです。
ご利用者様の健康維持や生活の質を支える知識として、ぜひお楽しみに!
口腔ケアについて、今回の改正で加算ができました。「口腔連携強化加算」や施設でも「口腔衛生管理加算」について講座を地元で受講しましたので、ブログで少しお話しますね。
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